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メルマガ 子育て情報 「首のグリグリについて」

 「首にグリグリがあるんですけど大丈夫でしょうか?」
 小児科の外来でわりと多く耳にする質問です。ほとんどの場合、グリグリの正体はリンパ節です。「リンパ節が腫れる」と聞くと悪性リンパ腫などを心配される方が多いのですが、実際にはそういうケースはまれです。
 リンパ節は、その名の通りリンパ球が集まって働く場所なので、免疫の反応が起これば多かれ少なかれ腫れて当たり前です。しかも、一度腫れると短期間ではもとに戻りません。大した症状はなくとも子供はしょっちゅう風邪を引いているので、小さなお子さんの場合にはリンパ節が腫れていない方が珍しいくらいです。アレルギーも免疫反応なので、アトピー性皮膚炎や花粉症の患者さんのリンパ節は、かなり腫れている場合が多いです。
 検査して安心したいという方もおられますが、手術・切除した上での組織検査が必要で危険を伴いますので、安易に行えるものではありません。発熱や痛みがある、短期間にどんどん大きくなる、などの場合を除き、基本的に様子を見ることで問題ありません。
(エコチル京都UC・小児科医/八角 玲子)

2017年7月17日配信