エコチル調査とは ご挨拶 育児健康相談について ニュースレター お問い合わせ
8/7

エコチル調査について

10万人の妊婦さんと赤ちゃんを登録して13歳になるまで追跡します
エコチル調査「子どもの健康と環境に関する全国調査」は、環境省による国家プロジェクトです。 全国の15地区で10万人の妊婦さんに協力していただき、赤ちゃんがお母さんのおなかにいるときから、 生まれて13歳になるまで、定期的に健康状態を調査します。


環境中の物質、生活習慣などと子どもの成長や病気との関係を調べます
生活環境の中にある物質(空気や水の中の化学物質、食べ物の中の化学物質、ダニなどのアレルギー物質)、生活習慣(食事や運動など)、 遺伝的な性質が、子どもたちの成長や病気にどのような影響があるかを調べます。


なぜ環境中の物質と子どもの成長を調べるのか
最近、ぜんそくや肥満、発達障害などの病気が増えていると言われています。一方、ここ50年の間で、科学や技術が急速に発達して、 私たちの暮らしは便利になりましたが、これにともなって、さまざまな化学物質も身の回りに増えました。 人間が創り出した物質が、私たちの健康や、子どもたちに影響を及ぼしているのか、どのような影響があるのか、などについてはまだくわしくわかっていません。


なぜ子どもを調べるのか
子どもは成長段階にあり、身体ができあがっていないため、大人より化学物質の影響を受けやすいと考えられているからです。


研究成果は、子どもたちや次世代の人が健やかに生活できる環境作りに役立てます
病気の多くは、環境中の物質、生活習慣、遺伝的な性質などが関係しあって起こります。 これらの関係を明らかにすることができれば、病気の予防に役立つ政策を立てたり、子どもが健やかに育つための環境を整備したりすることができます。 子どもたちや次の世代の人に健康で豊かな生活をしてもらうためには、今から対策を考え、 問題があればそれを改善していかなくてはなりません。エコチル調査は、将来の人たちの健康づくりのために、たいへん大事な研究です。


エコチル調査ではなにをするのか
子どもと環境中の物質の関係を調べるには、数多くのお子さんについて、成長する過程を長い間みさせていただいて、 データを集めて分析する必要があります。このため、10万人の赤ちゃんについて、お母さんのおなかにいるときから、 生まれて13歳になるまで、定期的に健康状態を調べます。 研究は、2011年から2032年までを予定しています。最初の3年で妊婦さんを登録し、その後13年追跡します。その後5年でデータの解析を行います。


お願いすること

全体調査と詳細調査、疾患情報登録調査
エコチル調査には、妊娠中から参加者全員にご協力いただく「全体調査」と、一部の方にお願いする「詳細調査」があります。 また、対象疾患になられた方には「疾患情報登録調査」にもご協力いただく場合があります。 妊娠中からお子さんが生まれて13歳になるまでの調査期間中に、参加者の方にお願いすることを以下にまとめました。


参加者全員にお願いするまたはお願いした全体調査の内容
妊娠中から産後(生後)1か月までの間、医療機関にて血液・尿の採取や医療情報の転記をさせていただきました。
母乳や髪の毛もご提供いただき、ありがとうございました。
半年に一度の質問票調査は、妊娠中からお子さんが小学校に入学されるまでお願いしています。小学校入学後は、お子さんの誕生日と、学年毎(学年の後半に送付)の2回の質問票をお送りすることになり、お子さんが13歳になられる調査終了時まで継続してお願いします。
また、当初6歳と12歳で実施する予定だった全員対象の健診を、8歳以降に予定しています。実施時期や内容は未定です。決まり次第お知らせします。

エコチル お願いすること 調査
一部の方にお願いする詳細調査の内容

詳細調査は全国10万人の参加者のうち、無作為に選ばれた5000人を対象として行っています。京都ユニットセンターの参加者からは約200名が選ばれました。

■ 訪問調査:専門の調査員(2名程度)がご家庭を訪問し、生活環境中の化学物質やハウスダスト等を調査します
■ 医学的検査:お子さんの健康状態や成長・発達について、小児科医が直接診察します(採血検査があります)
■ 精神神経発達検査:訓練を受けた検査者がお子さんの発達について検査します

詳細調査の実施スケジュールについては以下の通りです。

エコチル お願いすること 調査
疾患情報登録調査

6か月以降の質問調査票の中で、お子さんが下記の疾患と診断されたことを教えていただきました場合、受診されている医療機関より病気に関する詳しい情報の提供にご協力いただく調査です。


《対象疾患》

川崎病、染色体異常及び心疾患以外の先天奇形、先天性心疾患、内分泌・代謝異常、てんかん、小児がん
ご協力により得られた結果は、子どもたちの健康と環境についての研究データとして、大切に活用させていただきます。

2017年4月1日更新