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メルマガ 子育て情報 「水いぼ」

 皆さま、こんにちは。毎日暑いですね。今日はこの季節にかかりやすい「水いぼ」についてお話ししたいと思います。  

 水いぼの正式名称は「伝染性軟属腫」と言い、ウイルスによる感染症です。中に水が入っているように見えるため水いぼと呼ばれるようになりました。幼少児にかかりやすく、皮膚への接触感染によって発症します。潜伏期は14日~50日と幅広く、体のどの部分にもできます。大きさは1~5mm程度、表面は光沢のある盛り上がった湿疹です。多くは半年ほどで自然治癒しますが、アトピー性皮膚炎などの疾患があると感染が拡大しやすく、治癒に数年を要する事もあります。  

 積極的な治療は不要で最近は放置されることが多くなっていますが、見た目の問題や他人への感染が気になる方は、除去してもらってもよいかもしれません。除去には、①ピンセットでつぶす、②液体窒素を使用して水いぼを凍結する、③レーザーを使用して除去する、④電気を使用して水いぼを焼く、等があります。  

 水いぼのために幼稚園や保育園を休む必要はありませんが、プールなどの肌の触れ合う場ではタオルや水着、またはプールのビート板や浮き輪の共用を控えるなどの配慮が必要です。できるだけ汚れを洗い流し、そのあとはしっかり保湿することを心がけてください。

(エコチル京都UC・小児科医/八角 玲子)

2016年7月18日配信