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モニタリングは楽しく

6月26日の日曜日、私は早朝から、とある大規模コホート研究のフィールドのモニタリングのために安曇川(あどがわ)上流の保健センターにお邪魔しました。   したたるような濃い緑と清らかな安曇川の流れ、S大学のスタッフのみなさんが迎えてくださいました。一通りモニタリングをすませ、私は血管の柔らかさを診断するABI検査も受けさせてもらい、ちょっと得した気分でした。私の血管は年相応という結果でしたが、簡便な機械に「へえ」でした。S大学のKT先生が車で山間部の健診会場まで案内してくださった帰り道、かわいい子どもを連れた野生の猿に出会い、さらに得した気分でした。   終了後、イタリアンレストランでおいしいお料理をいただきながら、コホート研究の運営の難しさについて大いに盛り上がりました(アルコールがはいっていないにもかかわらず)。MSI先生の「会議室ではなく、このような非公式で本音で話せる、ゆるやかなネットワークをつくることが大事ですね」というお言葉にうなずくと同時に、先行研究で得られた「knowledge(知)」を共有できるプラットフォームがあったらよいなと思いました。   久しぶりのサイトビジットでしたが、現場に寄せていただくことで得られるものは大きく、モニタリングの重要性をあらためて実感しました。そしてなによりも、ホスピタリティ精神にあふれるKT先生の対応がありがたかったです。エコチルでも、サイトビジットをしないといけないですね・・・(KS)。   安曇川の写真は撮り忘れましたので、東山三条でみつけた夏椿(沙羅樹・シャラノキ)の花です

(20110630)