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追加調査:女性の就労と子育てに対する認識について アンケート回答へのご協力のお願い

平素よりエコチル調査にご協力いただき、大変にありがとうございます。

学童期検査にお越しくださるお母さまに、学童期検査とは別に、新たな追加調査「女性の就労と子育てに対する認識について」へのご協力をお願い申し上げます。

本調査は子育て期にある女性を対象とした調査です。お子様ではなく、お母さまご自身に関することについてご回答をお願いするものです。

近年、女性の社会進出が急速に進み、子育て期にあっても何らかの勤務に就く女性が増えてきました。しかしながら、そのための支援体制は万全とは言えず、急激な変化に社会の側が追いついておらず、至るところに様々な歪みが生まれています。

就労の有無にかかわらず、子どもにとって母親は最大の「環境」であり、その母親が抱える様々な葛藤やジレンマは、子どもにも何らかの影響を与えるかもしれません。

本調査では、子育て期の女性が抱えている、就労にまつわる困難や問題点を、当事者であるお母さま方お一人お一人にじっくりと語っていただくことにより、これからの社会が優先して取り組むべき課題を明らかにすることを目的としています。

なお、就労中の方のみでなく、専業主婦や休業・失業中の方にも就労していない立場からのお話をお聞かせいただきたいと思います。

 

本調査では、①アンケート調査、②聞き取り調査の2つの調査を予定しております。

①のアンケート調査は、小学2年学童期検査にお越しいただいたすべての方にご協力をお願いいたします。

本研究は現在、研究遂行のための助成金を申請中であり、申請課題が通過した場合にのみ、②の聞き取り調査を実施いたします。聞き取り調査は無作為に選ばれた50名程度の方に依頼する予定です。開始時期は未定です。詳細が決定しましたら対象者の方に個別にご連絡すると同時に、ホームページ等でもお知らせいたします。

 

以下に①のアンケート調査についての説明をさせていただきます。

 

<目的>

・本研究の目的は、子育て中の女性が就労と子育てに関してどのように認識しているかを明らかにすることです。アンケート調査では、子育て中のお母さんが大変だと感じることについてお尋ねし、その原因や理由を検討したいと考えています。

 

<対象となる方>

・エコチル調査京都ユニットセンターにご登録のある方で、京都地区・長浜地区及びその周辺にお住まいの方にご協力をお願いしています。

 

<調査期間>

・小学2年学童期検査にお越しいただいた際に調査を実施いたします。お子さんの年齢によって検査の時期が異なりますので、2019年7月から2023年3月頃まで実施予定です。その後、結果をまとめるために1,2年程度お時間をいただく予定です。

 

<ご協力いただく内容>

・A3・1枚程度のアンケートに一度ご回答いただくのみです。エコチル調査「学童期検査」の待ち時間を利用してご回答いただくことができます。なお、お持ち帰りいただいて後日返送していただいたり、webから回答していただくことも可能です。

 

<個人情報の取り扱い>

・いただいたご回答は個人情報とは切り離し、どなたの回答か分からない状態に(匿名化)して厳重に保管し、研究に使用します。

 

<不利益について>

・万が一ご回答やデータが漏洩した場合には不利益を受ける可能性があります。そのようなことが起きないよう、国が定めた基準に従って、個人情報を取り除いた形で厳重に管理し、細心の注意を払います。

 

<エコチル調査本体調査の情報・データ>

・いただいたご回答は、エコチル調査本体調査にてこれまでにご提供いただいた情報と照合・連結し、研究に使わせていただく場合があります。その場合も、個人情報を取り除いた形で番号を付すなどして照合・連結を行います。

 

<データの保管>

・いただいたご回答とそのデータは、論文などで結果を公表した後少なくとも10年間、厳重に保管されます。

 

<参加の自由>

・本調査への参加は自由です。回答を行わなくても、今後のエコチル調査参加において不利益を被ることは一切ございません。また、いつでも参加同意の撤回を行うことができます。

 

本調査に対する問い合わせ先:

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53

分子生物科学実験研究棟129号室

京都大学大学院医学研究科

エコチル調査京都ユニットセンター

特定講師 平林今日子

※下段の電話番号または「お問い合わせ」ページよりお問い合わせください。