2021.08.24
夏の終わりの訪問者
雨の続く夏の終わり。
ふと、我が家のすだれをみると…
アブラセミが一匹。
よく見ると羽もボロボロです。
ヨロヨロとすだれにつかまり、人間がこの距離まで近づいても逃げようともしません。
最後の力をふりしぼり、しがみついているのでしょうか。
そういえば、昨年も同じような光景を見たことを思い出しました。
スマホの中の写真を探してみると、夕暮れ時の窓辺の1枚が。
こちらはヒグラシでしょうか。
それともミンミンゼミでしょうか。
別のアングルからの1枚。
透明のきれいな羽をもっています。
夏の早朝は一斉に鳴くヒグラシの声で目が覚めることも。
鳴き声は耳にするけれど、姿を見ることはめったにありません。
さんざん目にするクマゼミとは明らかに違うシルエット。
後で調べようかな?と思い、網戸にとまったところを思わずカメラにおさめた1枚です。
日付を見ると、昨年と今年、2匹のセミが我が家の窓を訪れたのは偶然同じ日でした。
にぎやかに鳴くのはオスだけです。
セミたちはそれぞれに役割を終え、夏を終えるのですね。
また来年の大合唱を愉しみに待とうと思います。
<2021年8月24日 リサーチコーディネーターMK>
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