2022.07.21
あるくセミの抜け殻
1週間ほど前の夕方、公園で「あるくセミの抜け殻」を発見しました。
正しくは「セミの幼虫」です。
羽化のために地上に出てきたのでしょう。
(うっすらと背中の緑が見えていますが、セミの種類までは私にはわかりません。^_^;)
ほんとうの「セミの抜け殻」は、こちら。
(上の写真のセミと同じ種類のセミかどうかはわかりませんが^_^;)
夏になると、あちらこちらに転がっているので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
我が家の息子たちがまだ小さいころ、初めてセミの幼虫を見つけた時に叫んだのが「あるくセミの抜け殻!」という言葉でした。
抜け殻しか知らない子どもの視点では、もぞもぞ動いている様子は衝撃的だったのでしょう。
さて、この幼虫、地面を歩いた後はブロック塀を登り始めました。
じっと眺めていると、右手をコンコンと壁に突き出し、確実につかめるところを探すと、今度は左手をコンコン。
まるでボルダリング選手のような動きをしながら確実に登っていきます。
昔は幼虫を見つけると持ち帰って羽化観察をしたものですが、子どもたちも大きくなり、その必要も無くなりました。
初めての地上となれば、セミも試行錯誤するのかな‥…と妄想しつつ、公園を後にしました。
さて、翌朝のこと。
羽化完成間近のクマゼミが家の塀に捕まっているのを発見。
羽根の色はまだうすく、うっすらと緑色でシワがあります。
鳥に見つからないうちに、羽根が伸びますように…‥
昨日の公園のセミ‥‥ではありませんが、物語の続きのようなできごとでした。
連休明けもはっきりしないお天気が続きますが、ようやく今年もセミの大合唱が聞こえるようになりました。
いよいよ子どもたちの夏休み、というご家庭も多いのではないでしょうか。
思い出に残る夏になりますように。
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<2022年7月21日 リサーチコーディネーターMK>