クリスマスも目前になり、寒くなってきましたね。
寒くなってくるとインフルエンザや風邪などの体調不良が心配になりますが、皆様は大丈夫でしょうか?特に今年は、コロナ以前の2019年の冬と比較しても、早い時期からインフルエンザが流行していますので、すでに、ご自身や周囲の方がインフルエンザにかかってしまったり、感染しないよう心配されたりしている方も多いのではないでしょうか。
インフルエンザにかかってしまったり、体調不良になってしまったりしたら、多くの方はかかりつけの病院で受診したり、ドラッグストアなどに行ったりして薬を使用すると思います。でも同じような症状でも、お子さんによって薬の種類や剤型(粉薬・錠剤など)が違っているな、と感じたことはありませんか?
小学校中学年~高学年は発達の個人差が大きい時期ともいわれています。そのため、使用できる薬は同じ年齢のお子さんであっても、体重や発達によって変わってきます。また、お子さんによっては、錠剤が苦手だったり、粉薬が苦手だったりとさまざまです。ですから、お薬に関する心配や不安がある時には、ことでも薬剤師に相談してください。お薬の剤型に関する相談や、飲み方の工夫などお薬に関することについて相談にのってくれます。是非、専門家にご相談のうえ安心してお薬を使ってみてくださいね。
(京都大学大学院医学研究科 健康情報学分野・大学院生/薬剤師 山下恵)
2023年12月22日 更新