エコチル調査京都ユニットセンター長
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫
平成29(2017)年4月から3代目のセンター長を担当させていただいて5年が過ぎ、令和4(2022)年を迎えました。ホームページの更新にあたり、改めてご挨拶を申し上げます。 環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」が始まった平成23(2011)年は、忘れることのできない東日本大震災の年でした。あれから11年、エコチル調査は、日々成長している子どもたちを対象とする息の長い医学研究として、しっかり継続され、多くの成果を社会的に発信しています。京都ユニットセンターでは、これまで京都市の左京区・北区、京都府木津川市、滋賀県長浜市にお住まいの3982組の親子の皆さまにご参加いただき、現在もそのほとんどの方々にご協力をいただいています。この場をお借りして、子どもたち、お父さん・お母さんはじめご家族の皆さまに、改めて感謝を申し上げます。 新型コロナウイルスの世界的な大流行は3年目となり、今も、それぞれの立場で、さまざまな課題に対応していく努力が続けられています。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の合間を縫うように、学童期健査にいらしてくださった皆さま、ご不便をおかけする中でご協力いただいたことに、改めてお詫びと御礼を申し上げます。 本年2月にはロシアのウクライナ侵攻という新たな国際問題も発生し、私たち日本人も、それまでとは違う形で世界の情勢に目を向けざるを得ない毎日となりました。しかし、みなさまに以下、申し述べることは、昨年と同じで、その気持ちには変わりありません。今のような時だからこそ、お母さんのお腹にいる赤ちゃん、生まれてきた子どもたちが、健やかに成長していける環境、安心して子育てができる環境を守り、少しでもより良いものにしていくことが、これまで以上に強い、私たち共通の願いであることに違いはありません。 エコチル調査に参加されている皆さま、子どもたちの未来、そしてこれから生まれてくる未来の子どもたちのため、今後とも末長くご一緒くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 2022年4月1日更新
平成29(2017)年4月から3代目のセンター長を担当させていただいて5年が過ぎ、令和4(2022)年を迎えました。ホームページの更新にあたり、改めてご挨拶を申し上げます。 環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」が始まった平成23(2011)年は、忘れることのできない東日本大震災の年でした。あれから11年、エコチル調査は、日々成長している子どもたちを対象とする息の長い医学研究として、しっかり継続され、多くの成果を社会的に発信しています。京都ユニットセンターでは、これまで京都市の左京区・北区、京都府木津川市、滋賀県長浜市にお住まいの3982組の親子の皆さまにご参加いただき、現在もそのほとんどの方々にご協力をいただいています。この場をお借りして、子どもたち、お父さん・お母さんはじめご家族の皆さまに、改めて感謝を申し上げます。 新型コロナウイルスの世界的な大流行は3年目となり、今も、それぞれの立場で、さまざまな課題に対応していく努力が続けられています。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の合間を縫うように、学童期健査にいらしてくださった皆さま、ご不便をおかけする中でご協力いただいたことに、改めてお詫びと御礼を申し上げます。 本年2月にはロシアのウクライナ侵攻という新たな国際問題も発生し、私たち日本人も、それまでとは違う形で世界の情勢に目を向けざるを得ない毎日となりました。しかし、みなさまに以下、申し述べることは、昨年と同じで、その気持ちには変わりありません。今のような時だからこそ、お母さんのお腹にいる赤ちゃん、生まれてきた子どもたちが、健やかに成長していける環境、安心して子育てができる環境を守り、少しでもより良いものにしていくことが、これまで以上に強い、私たち共通の願いであることに違いはありません。 エコチル調査に参加されている皆さま、子どもたちの未来、そしてこれから生まれてくる未来の子どもたちのため、今後とも末長くご一緒くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 2022年4月1日更新