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 こんにちは。先日、東京都内で開催されたパパ向けのイベントに参加しました。そのイベントには、なんと、100名以上のお父さん、100名以上のお子さん、30名ほどのお母さんが参加しており、男性の家事・育児参加に対する関心の高まりを感じました。現在、国会議員の有志の集まりが男性の育児休業の義務化を推進しようとしていますが、巷でもお父さんの家事・育児参加について真剣に考えようという流れが徐々にできつつある気がします。

 近年、「ワンオペ育児」や「産後うつ」など家庭の負担が母親に集中していることが社会問題化しています。しかし、男性が積極的に家事・育児参加するとどうなるのか?という研究は、日本国内ではあまりありません。私と共同研究者の分析では、男性の積極的な育児参加には、第二子や第三子の出生を促す効果が見られました。一方、ヨーロッパでは、類似した研究がいくつかありますが、結果が一致しておらず、最近は、「男性が家事・育児をどれだけ担当しているのか?」よりも、「それぞれの夫婦でどのような分担が理想なのか?」、そして「その理想と現状にどのくらいギャップがあるのか?」に注目する研究が増えています。

 女性の社会進出や働き方改革が進む日本でも、夫婦間で希望や現状について率直に話しあって、お互いに満足(妥協?)できるポイントを見いだすのが、令和スタイルなのかも知れません。

(同志社大学赤ちゃん学研究センター・研究員/加藤 承彦)

 

20190828更新