エコチル どすえ＠京都

　三寒四温を繰り返して、春が近づくと言われますが、今年は寒暖の差が激しい分、春の訪れが待ち遠しいですね。

　私事ですが、昨秋から週末にウォーキングを始めました。家事や育児の合間を見つけて、自宅近くの公園付近をゆっくり歩きます。健康のために始めたウォーキングですが、鳥のさえずりが聞こえたり、菜の花や梅の花を見つけたり、普段の生活でつい見過ごしてしまいそうなことに気付くことができ、新鮮な気持ちになります。 タンポポの根は、冬の間も、根に養分を蓄え続けます。たくさんの養分を根に蓄えているおかげで、やがて花を咲かすと聞いたことがあります。子どもたちも同じで、日々目に見えない所で少しずつ力を蓄え、大きな成長を見せるのではないでしょうか。

　進級や入学を迎えるこの時期、こんなに成長したな、こんなことができるようになったなと感じることが増えたことでしょう。

　自分の子育てを振り返ると、子どもたちの小さな成長に気付く前に、いつも先回りして助言したりと、反省することしきりです。子どもたちも中高生になり、関わり方や距離感が難しい毎日ですが、「気付く・待つ」の気持ちを大切にしながら、成長を見守っていければと思います。

　皆さまにすてきな春が訪れることをお祈りしています。

（エコチル京都ＵＣ／R・H）

20160229配信