エコチル どすえ＠京都

歳を重ねるごとに神社仏閣を訪れたいと思うようになり、優しいたたずまいの仏像の前にいると、とても落ち着いた気持ちになります。とはいえ、すぐに私は拝観後のランチに心が動いてしまうのですが・・・。

京都ユニットセンターの対象地区、京都市、長浜市、木津川市には、それぞれにとても美しい仏像がありますね。私が特に気に入っているのは、

・永観堂の阿弥陀如来立像（京都市左京区・優しいお顔を左側後方へ向けた珍しいお姿です。）

・向源寺の十一面観音菩薩立像（長浜市・国宝十一面観音の中で最も美しいと言われ、間近で後ろ姿も拝見できます。）

・浄瑠璃寺の吉祥天女立像（木津川市・期間限定公開、豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神です。）

3地区ともに、いにしえの人々から受け継がれてきた、美しい宝物があることにご縁を感じます。

さてその昔、中学生だった息子は、多くの方が静かに手を合わせている中で薬師寺の薬師如来三尊像にむかって、「超いけてる！この如来！最強やん！」と、その圧倒的な存在感に驚いたように声をあげました。私は失礼な物言いをたしなめながら、つい講釈をたれようとしましたが、難しい説明はいらないと思わせる表情をしていました。年頃になると親と出かけることは気乗りしなかったりするようですが、自らは出かけない場所で、日常にはない感覚を味わうことがあるかもしれません。

（エコチル京都UC／スタッフ　K・K）