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メルマガ ほっとひと息 「それぞれの育児書」

孫が生まれました。赤ちゃんをじっと見ていると、わが子の時には気づかなかったことに気づいて面白いです。
例えば初めてのお出かけとなるお宮参りの日には、その小さな体いっぱいに五感をフル稼働して、「いつもと違う場所に来たぞ。」「ママも張り切っているみたいで、いつもとちょっと違うな。」なんて感じていることが見て取れ、いとおしくなりました。
わが子の子育ての時は、おむつ洗いにも時間を取られ、なかなかじっと見ている余裕などありませんでしたし、今のように育児情報も手軽に得られなかっただけに、ただ毎日手探りで奮闘していたような気がします。
今は出産・育児情報が豊富にあり便利ではありますが、その通りに進まないと気になったり不安になったり、それに無理に合わせようとしたりすることさえあるのでしょうね。皆同じように育つのなら簡単ですが、そんなわけがありません。第1子で通用したことが第2子では通用しないことさえたくさんあります。
そういう情報も上手に参考にしながら、何より頼りになる“親の感”をフル稼働して子どもに寄り添い、見て、聞いて、感じて、考えて、その子に合った方法を見つけ、この子には私の方法でまちがいなし!私が見守っていってやる!と、その子その子に合った育児書をお母さんお父さん自身で書き進んでほしいなと思います。
(エコチル京都UC/リサーチコーディネーター Y・K)