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メール配信 2014年6月23日 子育て情報「ビタミンDの話 その1」

ビタミンDについてお話します。

ビタミンDは腸からカルシウムを吸収するときに必要なビタミンです。不足すると、カルシウムの吸収が低下して骨への沈着が減少します。そのため骨が軟らかくなって、ひどくなると体重を支える下肢の骨や背骨が曲がったり、変形したり、骨の成長が妨げられたりします。これを「くる病」と言います。

くる病なんて昔の病気で、今はもうないでしょ、と思うかもしれませんが、実はリバイバルで増えているのです。その原因の1つは、母乳の中にビタミンDが少ないことです。母乳が赤ちゃんにとって1番良い栄養源であることは間違いありませんが、「完璧」というわけではありません。足りないものを知って、上手に使うのが賢いやり方です。

欧米では、日本よりビタミンDが不足する危険性が高いので、母乳栄養だけの赤ちゃんには早期からビタミンDを補充するように勧告されています。

 

では、ここでクイズです。

Q:なぜ欧米では日本よりビタミンDが不足する危険性が高いのでしょうか?

A:①日本より地理的に緯度が高いから

②白色人種で肌が白いから

③それ以外の理由

正解はビタミンDの話 その2でお知らせします。お楽しみに。

(エコチル京都UC/呉 東進)

20140623配信