エコチル どすえ＠京都

「キュキュキュキュキュ…」 毎年梅雨の時期になると、夜、裏山から聞こえてくる何かの声。カエル？鳥？何だろう。

ある年、パソコンを購入したので、思いたってインターネットで調べてみました。

「夜鳴く鳥」で検索し、実際に鳴き声を聞いてみて初めてわかったのです！答えはヨタカ！数年来の疑問が解け、とても嬉しかったことは忘れられません。

ヨタカは、日本へは夏鳥として渡来し、山裾のまばらな林にすみ、夜行性で「キョキョキョキョ…」と早口に鳴く、とありました。じめじめとうっとうしい梅雨は嫌いですが、ミクロネシアやニューギニアから長旅をして飛んできてくれるこの小さな鳥の声に出会えるというだけで、この季節が待ち遠しくなるのです。今年もその季節が近づいてきました。

お忙しい毎日だと思いますが、ちょっと自然に目を向けて、アジサイの花が色づき始め、日に日に色を変えていく様子を観察したり、雨を喜ぶカエルやカタツムリを見つけたり、静かにして雨の音を聞いてみたり、梅雨の季節でないと味わえない楽しみを見つけてみませんか。

とはいえ、気候の不順な折ですので、マタニティママさんもエコチルベビー・キッズの子育て中のママさんも、くれぐれもお体大切になさってくださいね。

ところで、皆さんはヨタカの声を聞いたことがありますか。

（エコチル京都ＵＣ／リサーチコーディネーター　Ｙ・Ｈ）

20140604配信