「おなかのなかのあかちゃんが、もうおそとへでたいようとおかあさんにあいずをしているので、おかあさんのおなかがいたくなってきました。びょういんへいきますので、おかあさんがいないあいだ、いいこでまっていてね。あかちゃんがうまれたらびょういんまでみにきてください。まっています。おかあさんより」
今から20年前、長女の出産のため入院する時に、4歳の長男と3歳の次男に宛てて書いた手紙です。長女の育児日記に挟んでいたので、今も残っているのです。
書くことが好きな私は、子どもの成長を記録として残したいと思い、育児日記をつけていました。久しぶりに開いてみると当時のことが思い出され、一気に時を飛び越えてしまいます。
長女は小学生の頃、自分の育児日記を愛読書にしていて、私よりも自分の成長について詳しく知っていました。ある時、長女に「お母さん、私はサンタさんの真実を知ったのは育児日記を読んだからだよ。あれは書いたらあかんやろ。」って言われたのですが、まさか子どもが読むことを想定して書いていませんでしたから(笑)。
さて、エコチルママの皆さま、エコチルから送らせていただいている「エコチルノート」にご記入くださっていますか。お忙しいとは思いますが、ちょっと時間を取って書いておいてくださいね。いつかそれがかけがえのない宝物になる日が来ますよ。
(エコチル京都UC/リサーチコーディネーター Y・H)
20150202配信