桜がいっきに咲きましたね。(^0^)
子どもたちも身軽になって、行動範囲が広がってきますね。 今日は、万が一のときに慌てないために(慌ててもいいから、適切な対応ができるように)やけどの応急処置についてです。
ヤカンを倒してしまって、熱湯を浴びてしまった・・! やけどの応急手当で大切なのは「服を脱がさずに、ひたすら冷やす」ということ。
熱湯や油のやけどでも、服を着たままで水をかけて、服ごと冷やすことがとても大切です。
家の中のやけどなら、風呂場へ急行して、水のシャワーをかけるのがよいでしょう。
創部を冷やしながら出来るだけ早く医師の診察を受けることが、早くやけどを治して傷跡を最低限にすることにつながります。
また、やけどの部位がはれてきますので、指輪などの装身具は早めにとってください。
やけどの範囲が広いと思ったら、救急車を呼んでください。
幼児の場合は衣服の外のやけどに目をとられて、衣服の下のもっと広いやけどを見逃してしまいがちですので注意が必要です。
備えあれば憂いなし・・というわけには、なかなかいきませんが、楽しい春をお過ごしください。(^-^)/
(参照)日本皮膚科学会ホームページ https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q02.html
(エコチル京都UC・内科医/金谷 久美子)
20150331配信