私が小学生だった頃、母が夕食に作ってくれたじゃが芋コロッケ。
当時、6人家族だったとはいえ、1度の食事では到底食べきることのできない大皿に積まれたその量!湯気のあがったホクホクのコロッケに自分の好みでケチャプ、ソース、お醤油をつけて、家族みんなで食しました。
家族との温かな食事は、30数年経った今でも鮮明に覚えており 私の大切な想い出です。
想い出の中の家族は、今では離れて暮らしていてなかなか会えなかったり、この世にはいないので会いたくても会えなかったりします。その頃は一緒に食事をとるということが当たり前でしたが、今になって永遠ではないことを思うと、とてもかけがえのない時間だったと当時を振り返ります。家族が揃って食事をするその幸福感は、今でも私の背中を押してくれる心強い味方です。
自分に余裕がなく、ちょっとしたことに動揺したり、自分を責めてつらいとしか思えないことがあったとしても、家族の後押しを得て、今、この時をしっかり生きていきたいと思います。
皆さんの思い出のメニューは何でしょうか。
(エコチル京都UC/N・T)
20150413配信