HOME   TOPICS 全体

1年間お世話になりました

4月の登録開始から、あっという間に時が流れ、2011年も残りわずかになりました。おかげさまで登録者も500人を超え、妊婦さんをはじめ、医療機関や自治体の方々に感謝しております。来年も引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。環境省発行のメールマガジンに京都ユニットセンターの紹介文を求められたのですが、字数制限なく書いた初版を掲載します。環境省のメルマガも見てくださいね。

http://www.env.go.jp/chemi/ceh/supporter/index.html  

*** いにしえの都、京都。 木津川には天平のころに恭仁京(くにのみやこ)、京都には平安京、長浜には秀吉が居城を築いた。  

しかし「いにしえ」という形容は当たっていない。 東寺の伽藍だって平安の市民の目にはどえりゃーものに映っただろうし、アバンギャルドな京都駅舎も景観を損なうとくさされたが、すでに風景に溶け込んでいる。異界へ通じる井戸もあれば、未来に開けた道もある。そこらの辻では魍魎も跋扈しているが、若者の夢も息づいている。 つねにaliveであり、新しいものをどん欲に取り込みながら進化し続ける都市。  

京都ユニットセンターを支えるキャラクターもそれにふさわしく、お茶目な現代っ子のうさ美、100年先の地球から来たロボットのうさP、 平安時代からタイムスリップして来たうさ麻呂、 そして黄砂研究の助っ人として大陸の砂漠からやってきたコ・ウサと多彩な展開である。  

みやこびとは控えめをよしとするせいか、参加者数も控えめではある。しかしいずれ、時空を超えたあれこれがきっとパワーをくれるに違いない。そう信じている。

*** (KS 20111217)  

 

写真は、京都の歳末の風物詩になっている南座の「まねき」です。 11月末から年末まで行われる顔見世興行の歌舞伎に出演する俳優さんの名前が 出入り口の上部に掲げられます。