京都地区のプチイベントでは、今年度より「先生と話そう!」が始まりました。
「エコチル調査に関わる先生方とテーマに沿ってお話するだけ」という、数名のゆる~い集まりです。一応テーマはありますが、もちろん脱線もOKです。
エコチル調査についてのご質問や、お子さんのこと、ご自身のこと、どんなことでも大歓迎です。
トップバッターは内科医の金谷久美子先生💛💛
「アレルギー」をテーマに6月27日に京都大学オフィスで「こじんまり」と開催予定です。
「まだ6月の予定がわからない・・・」という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、6月中旬まで受付を延長することになりました!
思わぬ空き時間ができた時には、先生に会いにいらっしゃいませんか。
今回はエコチルスタッフのMKが、笑顔がステキな先生と少しお話をしてきました。
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MK:こんにちは。金谷先生。『プチイベント・先生と話そう』のトップバッターですね。
今日はよろしくお願いいたします。
アレルギーといえば、うちは一家全員アレルギーです。
私は小さいころに軽いアトピーがあり、現在も鼻炎持ちです。
花粉症なのか鼻炎なのか良く判らずですが、この冬は「咳喘息」でヘトヘトになりました。主人も鼻炎がありますし、長男も鼻炎と喘息。
次男も鼻炎なのですが、昨年は副鼻腔炎になりました。
一家でアレルギーなのに、定期的に病院に行くというよりは、ひどくなったら(あと、今月のお財布に余裕があれば)「よし、今行っとこうか!」という感じです・・・。『もう、私たちって、ずっとこんなもんかな~。こんな感じで暮らしていくのね~』
みたいな状態になっているんです。
★先生:こちらこそ、よろしくお願いします。(^-^) アレルギー体質、やっかいですよね。
本当は定期的にかかりつけのお医者さんに診てもらえるといいんですけど・・もし季節性があるなら、ややこしくなる前に受診して、そのシーズンだけでも定期的に通えるといいですね。
鼻炎をよくすることで喘息もよくなることが多いですよ。
MK:長男が小さいころにアレルギー検査をしたのですが、ダニ・ホコリ・花粉に強く反応しているようでした。
お薬だけでなく、日常生活でできることはやっていこうと思い、寝室に空気清浄機を置き、掃除機をマメにかけるようにしています。
★先生:素晴らしい!お布団はどうですか?万年床になってませんか?
一日のうちで長時間過ごすお布団なのに、意外と見過ごされがち。
定期的に手入れすると、ダニやハウスダストの量をぐんと低減できます。
MK:え・・・お布団の手入れって、お休みの日に干したりすればいいんですよね?
★先生: そう!具体的には、毎日ちゃんと上げること。敷きっぱなしや、押し入れに放り込むだけだとカビがはえたり・・(経験者語る)
天気のよい日を選んで、週に1回くらい干せたら最高。
MK:じゃあ、私は大丈夫かな。
干してるということは「最高✨✨」の部類に入るんじゃないでしょうか。
★先生:おお~!本当は、週に1回くらい布団用ノズルで掃除機がけもできるとよいのですが、やってみるとこれ、すごい重労働。週1なんかでやってられるか〜!て感じ。
MK:え!毎日筋トレしている金谷先生でも?
うちは4人家族なので4枚すると、きっと疲れますね・・・。
★先生:何とか手を抜く(いや、効率的にすませる)方法は・・で、おススメは、年に1回くらい布団を水洗いに出すこと。
MK:あ!先生、うちの子どもたちのお布団はチャックで分解できて、家の洗濯機で洗えるタイプです。季節の変わり目、うーん、年に2~3回は丸洗いしてます。
★先生:そんなお布団があるんですね!丸洗いでダニなどを一掃できます。
まさに、リセット。
業者に頼むと1枚5000円くらいですが、コインランドリーを使う手もあるみたい。
そして、(防ダニの)高気密カバーをかけること。
MK:それも使ってます。なんだ、うちはわりとバッチリ✨じゃないですか!!
昔はざっくりした肌合いの良いものが好きで、そういったものを使っていたんですが、高気密のものに変えました。
★先生:丸洗い&高気密カバーで攻めれば、あとは、できるだけ毎日「布団をあげる」、週1くらいで天日干し&シーツ洗濯、月1くらいの掃除機がけ。
これなら、ズボラで、(自称)毎日忙しい我が家もなんとかなる感じです。
ちなみに、布団は家庭内のホコリの主な発生もと。
高気密カバーをかけると、家の中のホコリが減るので、掃除機をかけるときに驚かれること間違いなし。
MK:そうなんです。でも、高気密のカバーはピタッとした肌触りで、冬なんかは何だか冷たい感じがしてしまって。
化繊でなければ良いかな、と思って綿のふわっとしたガーゼ調のカバーを購入してつけ変えたらホコリがすごくて。
布団カバーは家のホコリにすごく影響があるんですね。
★先生:肌触り、独特ですよね。あと、高気密カバーは値段が高いのがツライところです。
MK:そうですよね。実は今家で使っているものは大安売りで購入したもので・・。
家族の分を1枚ずつ揃えるのも大変です。
この間の冬は咳喘息でダウンしましたが、恥ずかしながら私は「咳喘息」って言葉を初めて知ったんです。
あまりにも咳が続いて苦しくて肋骨が折れるんじゃないかって思いましたよ!
自分の布団カバーも買い換えたいなあ・・。
★先生:咳喘息も、成人で特に女性で増えてきています。
エコチルママ、そろそろ好発年齢に入ってきますので、そのあたりのお話もできたらいいですね。
MK:ほんとうですか?
少しお話するとあれこれ聞きたいことがたくさん出てきました。
それにしても、先生、すてきなイス?ですね💛
これに座ってお仕事されているんですか?
先生、そのあたりのお話も続きは次回のプチイベント「おしえてアレルギー」でよろしくお願いいたします!
★★★★★プチイベント「先生と話そう!」★★★★★
対象:エコチル調査にご参加の保護者の皆さま
日時:6月27日(水)10:30~11:30
場所:エコチル調査京都ユニットセンター・京都大学オフィス
講師:金谷久美子先生(京都大学医学研究科 医師、研究員)
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■お問合せ先:075-366-7402(平日の9:00~16:00)
20180607更新