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メルマガ・子育て情報「『怒る』と『褒める』について」

 先月、我が子が1歳になりました。できることが増えてきて嬉しい反面、やんちゃになって困ることも増えてきました(玄関の箒を家の中に持って入ったり・・)。うちの方針として、妻となるべく怒らないようにしようと決めているのですが、全く怒らないというのも現実的ではありません。

 そこで、「怒る」について考えてみたいと思います。怒るとは、「感情が高ぶる。つまり、腹が立つ。」という意味だそうです。確かに、食事中に子どもが何度もコップを床に落とすと私の感情は徐々に高ぶってきます。そんな時、穏やかに諭すような方法から大きな声で叱ったりする方法まで色んな怒り方があると思います。教科書的には、前者が望ましいとされており、特に、叩くなどの体罰は法律で禁止されています。でも、感情が高ぶっている状態で、冷静に子どもに話せというのは、なかなか難しい要求だと、親になってみて思います。

 では、「怒る」は使わないで、「褒める」を使えば良いと思うかも知れません。しかし、「褒める」を多用して、こちらの望む行動を強化しようとすると、長い目で見たときに、褒められないとやらないようになってしまうと言われています。

 怒り方や褒め方に正しい答えはない気がしますが、まずはどんな時でも冷静に話せるよう、自分自身がなるべく心穏やかに過ごせるよう心がけたいと思っています。

(同志社大学赤ちゃん学研究センター・研究員/加藤承彦)