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メルマガ ほっとひと息 「幼少のころ」

 2017年、新しい年になりましたね。今年もエコチル調査にご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、私が幼少のころ、寒い季節になると祖父が酒かすを電子レンジで温めて美味しそうに頬張る姿が印象的でした。とても良い香りにつられて自分も欲しくなり、一口もらうと「何これ~!」大人の味で全く美味しくありませんでした。
 時が過ぎ大人になってからは、酒かすが美味しい季節にはかす汁や甘酒を作るようになりました。
 子どもの頃は苦手だったものが大人になって平気で食べられる、むしろ好んで食べているものがありませんか。
 幼い頃は苦手だった黒豆の煮物やたたきごぼう、かぼちゃの煮物やにんにくなど、母親に食べ残すことを許されず、何度も何度も「あかん、食べなさい!」と言われ続けました。時には食べられたら水飴をあげるからと甘いものでつられながらも、無理やり食べさせられた結果、いつの間にか難なく食べられるようになりました。
 あきらめずに言い続けてくれた母の力ってすごいな、と思います。でも、あの時無理やり食べさせられたにんにくは生だったよね。体が弱かったとはいえ、生って子どもにどうよ、とつっこみを入れつつ、今では心から思います。お母さん、ありがとう。
(エコチル京都UC/スタッフ N・O) 

2017年1月10日配信