みなさん、こんにちは。
エコチル京都ユニットセンター長の中山健夫です。
大学では4月7日に新入生の顔合わせがあって、早速講義が始まりました。
とはいえ、今年も講義は、いまのところ遠隔が中心で、講義室で学生さんに直接できたのは1回だけです。
この1年で、遠隔での講義にもすっかり慣れました。
良いところも結構あるのですが、気をつけないと1時間半「ひとり言」をしゃべっているような感じになってしまいます。
そうならないように、パソコンの向こうに、一生懸命聞いていてくれている学生さんたちがいることをイメージしながら話をします。
講義が終わったら、できる人だけで良いので、画面に顔を出してもらえれば、と伝えます。そうすると、小さな画面の中に、ぱっぱっぱっと学生さんの顔が現れて、「おおっ、こんなにいてくれたのか、聞いていてくれていたのか」と、嬉しい気持ちになります。
これも慣れてはきているのですが、当たり前だったことができない中で、当たり前だったことのありがたさを改めて感じます。
さまざまな大変さも、必ず乗り越えていけることは間違いありません。
協力してもうしばらく「守り」を固めていきましょう。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
(エコチル調査京都ユニットセンター長・京都大学大学院医学研究科 健康情報学 教授/中山 健夫)
2021年4月22日更新