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メルマガ・子育て情報「コロナワクチン」

こんにちは。
コロナワクチンの大規模接種が始まりました。
「ワクチンさえできれば・・」 祈るような気持ちでいた1年前が、つい最近のような、遠いような、不思議な感覚です。

 

1年間で、ワクチンについて各地から多くの知見が報告されました。
その結果は、我々医師の期待をもはるかに上回るものでした。
中から二つ、ご紹介しますね。

 

・「感染」も90%以上、予防する*1
これまで、ワクチンで「発症」が90%以上抑えられるという結果が、各地から報告されてきました。
50%でも予防効果があればワクチンとして承認される予定だったことを考えると、90%以上という数字がどんなに「すごい!」か、分かっていただけるでしょうか。
しかも、「発症」や「重症化」を予防するだけでなく、「感染」も90%以上予防できていました!
ワクチンでは、本人の「発症」だけでなく、他人に「感染」させることも防げるのか、この点、本当に大事です。
「感染」を防げなければ、接種を受けた人が街中でコロナに感染した際に、無症状の感染者になって、本人も知らない間に周りを感染させる・・そんな暗い可能性も考えられるのです。
この「感染」予防の結果には、私も本当にホッとして、涙が出そうになりました。

 

・効力(抗体)は接種後6ヶ月の時点でも充分ある*2
新しい手法のワクチンでしたので、効果の持続性も少々心配していたのですが、6ヶ月の時点では効力は充分にありました。
この様子だと、ワクチンを1年に何度も打たなければいけないようなことにはならなさそうです。
効力がどれだけ持続するか、調査は今も続いています。さらなる結果に期待したいですね。

 

暗いニュースも多いですが、ワクチンについては非常に有効なものができていること、皆さんと希望を分かち合いたく、ご紹介させていただきました。

 

もちろん副反応もそれなりにあるワクチンですので(2回目の接種では6割の方に疲労感、3割の方に発熱など)、受ける前には準備を整えて、また基礎疾患のある方やアレルギーに懸念のある方は、かかりつけ医や接種前の問診時にしっかりご相談いただき、納得されたうえで接種を受けるようにしてくださいね。*3

 

私たちにできること、
引き続きがんばってまいりましょう。

 

*1 Lancet. 2021 May 8;397(10286):1725-35.
*2 N Engl J Med. 2021 Apr 6. in press.
*3厚生労働省 「新型コロナワクチンの有効性・安全性について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html

 

(エコチル京都UC・内科医/金谷 久美子)

 

2021年5月28日更新