厳しい暑さが続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私が梅干しを作るようになって、30年以上になります。
暑い夏は苦手ですが、梅干し作りに真夏の日差しは必須。毎年この時期の、晴天が続きそうな日を選んで、漬けておいた梅を3日間干します。娘たちが子どものころは、梅を干すのは夏休みの子どもの役目でした。
今年もそろそろ梅を漬けようかな、と思っていた6月のこと。
娘から、いつも私が作る梅干しを食べている5歳の孫が、「ばぁばに梅の作り方の動画を送ってほしい」と言ってるよとLINEが届きました。近くに住んでいれば、作っているところを直接見せることもできるのですが、遠くに住んでいるので、かないません。
娘が時々送ってくれる孫の動画を見ては、喜んでいるだけの私でしたが、今度は自分が映る番。どんな風に話せばわかるかな、どんな角度なら見やすいかな、などと夫とあれこれ話しながら、梅を買った時から、梅を洗う、塩で漬ける、梅酢が上がる、紫蘇を加える、というように、何か作業を加えたり、変化があるたびに動画や写真を撮っては恥ずかしいなと思いながら、家族のLINEに送り始めました。それを孫だけでなく、娘たちもとても楽しく面白く見てくれているようです。
さて、これからつばの広い帽子をかぶって梅を干すところを動画に収めます。札幌に住む孫たちに、できた梅干しを食べてもらう日が楽しみです。
(エコチル京都UC/H・I)
2021年8月6日更新