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メルマガ・ほっとひと息「ひな祭り」

3月といえばいろいろと思い浮かびますが、まずは3月3日のひな祭りでしょうか。特に女の子がいらっしゃるご家庭では、年中行事の一つになっているのでは、と思います。

 

私自身が3月生まれということもあって、子どもの頃はひな壇を飾った後、その前でままごとをして遊んだ事が思い出されます。

 

今回はそんなひな祭りについて、プチ情報をお伝えしますね。

 

ひな祭りは平安時代の貴族の子女が「ひなあそび」として行っていたあそびごとが起源で、儀式の意味合いはなかったそうですが、江戸時代になってひな人形が飾られるようになり、女子の「節句の儀式」となったそうです。

 

また、ひな祭りに蛤を食べるのは、蛤はもともとの2枚の貝殻以外では、ぴったり組み合うことがないことから「良い相手にめぐり合えますように」との願いを込めて、ひな祭りに蛤のお料理を食べるようになったそうです。

 

そして、誰もが知っているひな祭りの歌「うれしいひなまつり」ですが、こちらの歌は作詞:サトウハチロー 作曲:河村光陽です。サトウハチロー氏のお姉さまは、結婚が決まった矢先に18歳で亡くなったそうで、『お嫁にいらした姉さまによく似た官女の白い顔』の一節は、サトウハチロー氏の亡きお姉さまへの鎮魂の意味もあったのでしょうか。
このようなお話を知ると、この歌のどこかもの悲しいはかなさが、一段と心に染み渡るような気がいたします。

 

(エコチル京都UC/スタッフ K・K)

 

2022年3月4日更新