夏休みに入り、暑い日々が続いています。年々最高気温を更新していますが、私が子どものころは、これほど猛暑の夏ではありませんでした。
さて、夏といえば、夏野菜などを家庭菜園やプランターで栽培しているご家庭があると思います。私も庭で何回か試しましたが、土が悪いのか野菜との相性が悪いのか、うまくいかず、今は断念しています。
野菜や花を育てる時「話しかけるといいよ」という話を耳にすることがありますが、その実例をお伝えしたいと思います。私が学生時代にアルバイトをしていたスキー場のロッジのオーナーが、夏の間野菜の栽培をしているのですが、その2畝を別々の2人に提供しました。畑はロッジの横にあるので、オーナーは、毎日世話ができますが、その2人は毎日世話をしなかったので、土も肥料もその他の条件も同じなのに、野菜の育ち方に差ができたそうです。そこで、オーナーが2人に「毎日話しかけるといいよ」ということを伝えました。1人はロッジの隣に住んでいるので、毎日野菜を見に来ることができ、もう1人は車で5分くらいの所に住んでいるので、頻繁に来ることができません。すると、やはり2人の野菜に雲泥の差ができたそうです。
野菜でも、人の言葉をキャッチしてきちんと反応してくれるようですから、私の子育てを振り返ると、反省しきりです。せめて孫には、優しい言葉をかけてあげたいなと思っています。
(エコチル京都UC/スタッフ T・I)
2022年8月12日更新