エコチル どすえ＠京都

寒くなってきましたね。
そろそろビタミンDが不足しやすい季節です。

ビタミンDは、健康な骨を維持するだけでなく、感染予防やがん予防など、様々な働きがあります。

ビタミンＤは日光（紫外線）を浴びることによって肌でつくられます。
冬は紫外線が弱くなるだけでなく、肌を露出する機会も露出される面積も少なくなり、夏に比べて肌でつくられるビタミンＤの量が減少してしまうのです。
皆さまが妊娠されていた時の血液検査の結果では、12・1月は９割近い方がビタミンD不足の状態でした。

今の季節ですと、正午（紫外線が1日で一番強い）、素肌を出して30分くらい日光にあたれると良いのですが…
冷たい北風が吹く日は、できればお家でぬくぬく過ごしたいものですよね。
そんな時は魚介類のお鍋など、いかがでしょうか。魚介類、特に鮭はビタミンDが豊富に含まれます。１週間に２回くらいお鍋等でしっかり魚介類を摂って、あとは1日に1～2個卵を食べ、暖かい日には紫外線対策をせずに30分ほど屋外で過ごす・・そうすればビタミンD不足は概ね避けられるはずです。

2022年も本当にありがとうございました。
皆さまがよい年を迎えられますように。

（エコチル京都UC特定講師・内科医／金谷 久美子）

■年末年始の休業期間は2022年12月29日(木)～2023年1月3日(火)です。

2022年12月23日更新