先日、小学校の同級生である友人と思い出話に花が咲き、ほっとひと息したのでご紹介します。
子どものころ『どんな事が起きてもその中からよかったと思える事を探し出す「よかった探し」で、周りの人を幸せにしていく。』という主人公がいるアニメがありました。
私が小学5、6年生の時、担任の先生がその「よかった探し」をやろう!と言いだしました。
まず、クラス全員に1人1行になった名簿を渡され、クラスメイトの名前の横にその人のよいところを書きます。そして1行ずつカットし、本人に渡します。最終的には自分のところに“クラスメイトが自分のよいところを書いてくれた紙”が集まります。
そこには「目が合うと笑いかけてくれる」「ハキハキしている」などなど、みんなの目から見たら自分はこんな風に見えているんだなということが客観的にわかり、なんだか嬉しくて宝物になった覚えがあります。
お互いよいところに目を向けることで意識が変わり、いい関係性を築いていけることを学びました。
また、この「よかった探し」は自分に対しても有効で、自分のよいところを見つけると自己肯定感が高まり少し考え方が前向きになったりします。
何気ない子どものころの経験が、大人になった今、活きてくることってあります。
こういう素敵な経験をさせてくださった先生に出会えて“よかった”です。
(エコチル京都UC/スタッフ Y・T)
2023年12月8日 更新