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「子どもたちの未来」、そして「未来の子どもたち」のために

エコチル調査京都ユニットセンター長
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫

中山 健夫

 平成29年4月より小西郁生先生(産婦人科)、平家俊男先生(小児科)からセンター長を引き継ぎました京都大学医学研究科(社会健康医学)の中山健夫です。着任にあたり環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加されている京都と滋賀の皆さまに、心より御礼を申し上げます。


 私たちを取り巻く地球環境は近年大きく変化し続けています。その中で、お母さんのお腹にいる胎児、赤ちゃん、乳児・幼児・学童期の発育に、どのような影響を与えているかを調べることは、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現のために非常に大切です。現在、多くの子どもたちが、さまざまなアレルギーや喘息に苦しんでいたり、大人になってから糖尿病などの生活習慣病が心配されるような肥満傾向にあります。そのような赤ちゃんや子どもたちの発育に、私たちの生活環境そのものや環境に存在する物質が関わっている可能性は小さくありません。そこで、未来の子どもたちの健康を守るため、私たちの現在の生活環境と赤ちゃんや子どもたちの発育状態との関係をよく調べ、悪影響をもたらす原因をつきとめようという長期にわたる疫学研究を行うこととなりました。これが平成23年1月から環境省を中心に開始された「エコチル調査」です。日本全国15か所から10万人の赤ちゃんが登録され、13年間にわたってその後の発育状況を調べ、 同時に15か所の生活環境も分析するという壮大な調査です。

 エコチル調査には、平成26年5月末までに、京都市の左京区・北区、京都府木津川市、 そして滋賀県長浜市にお住まいの3982人の妊婦の方にご参加いただき、平成29年2月末の時点で3756人の方が継続されています。この継続率の高さは、全国に15か所あるユニットの中でもトップクラスであり、参加されている方々のご関心の高さ、ご理解とご協力にあらためて厚く御礼申し上げる次第です。


 この調査は、子どもの発育に理想的な環境作りを目指し、私たちが住む地球、そしてこの日本において、子どもたちが成長していく生活環境を詳しく調べることにより、未来の子どもたちの健康を守ろうというとても大切な研究です。実際の調査は、京都大学の産婦人科、小児科、大学院社会健康医学系、同志社大学赤ちゃん学研究センターのメンバーが協力して、エコチル調査京都ユニットセンターを中心に取り組んでいます。

 エコチル調査に参加されている皆さま、子どもたちの未来、そして未来の子どもたちのため、今後とも末長くご協力いただきますよう、 どうぞよろしくお願い申し上げます。


ご挨拶

「エコチル調査へのご協力に感謝申し上げます」

 平成29年4月より小西郁生先生(産婦人科)、平家俊男先生(小児科)からセンター長を引き継ぎました京都大学医学研究科(社会健康医学)の中山健夫です。着任にあたり環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加されている京都と滋賀の皆さまに、心より御礼を申し上げます。

 私たちを取り巻く地球環境は近年大きく変化し続けています。その中で、お母さんのお腹にいる胎児、赤ちゃん、乳児・幼児・学童期の発育に、どのような影響を与えているかを調べることは、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現のために非常に大切です。現在、多くの子どもたちが、さまざまなアレルギーや喘息に苦しんでいたり、大人になってから糖尿病などの生活習慣病が心配されるような肥満傾向にあります。そのような赤ちゃんや子どもたちの発育に、私たちの生活環境そのものや環境に存在する物質が関わっている可能性は小さくありません。そこで、未来の子どもたちの健康を守るため、私たちの現在の生活環境と赤ちゃんや子どもたちの発育状態との関係をよく調べ、悪影響をもたらす原因をつきとめようという長期にわたる疫学研究を行うこととなりました。これが平成23年1月から環境省を中心に開始された「エコチル調査」です。日本全国15か所から10万人の赤ちゃんが登録され、13年間にわたってその後の発育状況を調べ、 同時に15か所の生活環境も分析するという壮大な調査です。

 エコチル調査には、平成26年5月末までに、京都市の左京区・北区、京都府木津川市、 そして滋賀県長浜市にお住まいの3982人の妊婦の方にご参加いただき、平成29年2月末の時点で3756人の方が継続されています。この継続率の高さは、全国に15か所あるユニットの中でもトップクラスであり、参加されている方々のご関心の高さ、ご理解とご協力にあらためて厚く御礼申し上げる次第です。

 この調査は、子どもの発育に理想的な環境作りを目指し、私たちが住む地球、そしてこの日本において、子どもたちが成長していく生活環境を詳しく調べることにより、未来の子どもたちの健康を守ろうというとても大切な研究です。実際の調査は、京都大学の産婦人科、小児科、大学院社会健康医学系、同志社大学赤ちゃん学研究センターのメンバーが協力して、エコチル調査京都ユニットセンターを中心に取り組んでいます。

 エコチル調査に参加されている皆さま、子どもたちの未来、そして未来の子どもたちのため、今後とも末長くご協力いただきますよう、 どうぞよろしくお願い申し上げます。



エコチル調査京都ユニットセンター長
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫